歯がグラグラする

歯がぐらぐらする原因の多くは歯周病ですが、その他噛み合わせや根の病気が原因の場合も考えられます。
ぐらぐらするのを長期間放っておくと抜かなくてはならなかったり、外科手術が必要になったりします。
まずは診断を受けて、早めに治療を開始することをお勧めします。

症状別に考えられる原因

血や膿が出る

歯周病が進行してきた状態と考えられます。
歯石がついて歯ぐき(歯肉)が炎症をおこすと血や膿が出てきます。放っておくと、歯を支える骨が減ってしまい、歯を支えきれなくなってしまいます。

痛みがある

歯周病がかなり進んでいる状態と考えられます。
歯石が歯の根っこの先の方まで入り込み歯が浮いてしまったり、、歯を支える骨がなくなってしまうと、歯がぐらぐらして、痛くてかめなくなってしまいます。
その他、噛み合わせや根の病気が原因のこともあります。

治療法

歯周病が原因の場合

まず、歯石を取る前に、歯石の原因となる歯垢(プラーク)を除去するための正しいブラッシングをマスターしていただきます。その後、歯にこびりついた歯石を取っていきます。
炎症が歯ぐき(歯肉)の深いところまで進行し歯周組織の破壊がひどい場合には、歯ぐき(歯肉)を切開し、根っこについた歯石を取り除く歯周外科手術が必要となります。

従来の歯周外科手術では、歯周病の進行を止める事はできましたが、失われた歯周組織を再生させることは困難でした。
そこで、失われた歯周組織を再生・回復させる為の治療法として、エムドゲインゲルを使った歯周外科手術(歯肉組織再生療法)があります。

噛み合わせが原因の場合

噛み合わせで強くあたりすぎている部分を削ったり、マウスピースを入れるなどをして、噛み合わせや口の筋肉の調整などを行います。

治療法後のセルフケア

正しいブラッシング

歯周病を予防するには何といっても日ごろの歯磨き、歯ぐき(歯肉)マッサージで歯垢を歯に寄せ付けないようにすることが大切です。 治療後放っておくと、再発してしまいます。
治療や予防を続けると、大体1~2週間で変化が見られます。
力まかせにブラッシングするのではなく、歯科医院で正しいブラッシング指導を受けましょう。

定期検診

歯石を歯に寄せ付けないためには、症状が出る前に定期的に歯科医院でつきはじめた歯石の除去をすることが大切です。
定期検診はほとんどの場合、一度で終わります。
3ヶ月〜6ヶ月に1度は検診を受けることをお勧めします。

きばやしDrのワンポイントアドバイス
きばやしDr ワンポイントアドバイス

歯周病治療では、細菌が生息する部位を取り除き、お口の中を健康な状態にしますが、細菌を完全に根絶することは不可能です。
より健康な状態を維持するためには、患者さまの正しいセルフケアが必要です。

ご予約は075-954-9600
きばやし歯科医院 長岡京市役所横

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